Info


Emacs Lisp アプリケーションをはじめ, GNU プログラムの多くは Info 形式でドキュメントを配布しています. Mule や Emacs について詳しく知ろうと思うなら, Info を読むことが不可欠です.

Info は HTML のようなシステムです. テキストを複数のページに分け,それらの間にリンクを張ってあります. テキストだけで,画像やプログラムを組み込むことはできません. HTML よりも「順序」が重視されています. ページ間に順序関係があり, スペースキーを押すだけで その順序に沿って読んでいくことができます.

Mule や Emacs から Info を読むには, M-x info を実行します. C-h を再定義していなければ, C-h i でも可能です. すると項目の一覧が出るので,読みたい項目にカーソルを合わせて リターンキーを押します.

多くの Info ファイルは, スペースキーを押すだけで読み進めるようになっています. DEL はスペースと逆に移動します. 項目の中から選択するときは,カーソルを合わせてリターンです. 逆に一段上に上がりたいときは u を押します. 終了するときは q です. これだけ知っていれば,特に不自由なく Info を読めると思います.

上記の方法では, すでにインストールされている Info ファイルしか読めません. 新しい Info ファイルを読むにはどうすればよいのでしょう. 最も簡単なのは,C-u に続いて Info を起動する方法です. つまり C-u M-x info ということになります. ファイル名を聞いてくるので,入力してください.

では正式にインストールするには,どうすればよいのでしょう. Info ファイルは通常 /usr/local/info にインストールされます. Info 起動時の画面は,このディレクトリにある dir という ファイルです. この dir に,新しくインストールしたファイルに 対応する行を追加します. 例えば yatexj.info というファイルを追加した場合, 次のような行を追加します.

* YaTeX: (yatexj).	Yet another LaTeX mode.

先頭のアスタリスク(*)はお約束です. 続いて項目の名前をつけます. 任意の文字列で結構です. 項目名にはコロン(:)を付け, その後にカッコで囲んで Info ファイルの名前をつけます. yatexj と書けば, yatexjyatexj.info の両方を検索します.

システム管理者でない場合など, /usr/local/info 以外のディレクトリに Info ファイルを置きたい場合もあるでしょう. このような場合は変数 Info-directory-list を変更するのですが, どちらかといえば環境変数 INFOPATH を変更する方が良いでしょう. 例えば ~/info/ にインストールする場合, 次のような設定になります.

csh または tcsh を使っている場合
.cshrc または .tcshrc に 以下の1行を追加する.
setenv INFOPATH ~/info/:/usr/local/info/
sh または bash を使っている場合
.profile または .bashrc に 以下の1行を追加する.
export INFOPATH=$HOME/info/:/usr/local/info/

/usr/local/info/dir と 同じ要領で dir ファイルを作成してください. 既に /usr/local/info/dir にある項目は, 記述する必要はありません. /usr/local/info/dir に続いて 自分の dir が表示されるからです.


[Japanese] [English]
[Mule]
nagae@tk.airnet.ne.jp