******************************************************************************** あると便利カモなAB Tools Ver.1.0.0 Copyright(c) 2001 持田 誠一郎 seiitiro@tk.airnet.ne.jp http://www.tk.airnet.ne.jp/seiitiro/ ******************************************************************************** ================================================================================ 目次 ================================================================================ 1.本ソフトの概要 2.動作環境 3.ファイルの説明 4.インストール 5.アンインストール 6.プログラムの移動 7.メニューに表示される項目名の変更 8.知っていると得するかもしれない情報 9.注意事項 10.開発環境 11.履歴 12.最新版について 13.連絡先 ================================================================================ 1.本ソフトの概要 ================================================================================ 「あると便利カモなAB Tools(以下AB Tools)」はあると便利かもしれないちょっとした 機能を提供します。 たとえば、パス(Path)を“文字列として”簡単に取得したいと思ったことはないでしょ うか。 GUIが主体のWindows環境でも、パス(Path)が文字列として要求される場面はまだしばし ばあるようです。 そのとき、手作業で入力するなんてばかばかしいことじゃないですか。 そんなものはコンピュータにやらせればよいのです。 AB Toolsは、エクスプローラやマイコンピュータ等でディレクトリやファイルを右クリッ クしたときに表示される、いわゆる右メニューに現在選択しているパスを“文字列とし て”クリップボードにコピーする機能を追加します。 コピーするパスは、ロングファイルネーム(LFN)表記、ショートファイルネーム(SFN) 表記、どちらでもOKです。 その他、ありがちな機能ではありますが、選択したディレクトリをカレントとした プロンプト(Windows NT 4.0/2000ではコマンドプロンプト、Windows 9xではDOSプロンプ ト)を起動するメニュー、選択したディレクトリをルートとするエクスプローラを起動す るメニューを追加することもできます。 なお、メニューに表示される名称は好きな物に変更することができます。 ちなみに“AB Tools”の“AB”は“あると便利カモ”の略です。 ================================================================================ 2.動作環境 ================================================================================ Microsoft Windows 95/98 Microsoft Windows NT 4.0 Microsoft Windows 2000 ※Windwos Me環境での動作についてですが、Windwos MeがWindows 9xの後継である以上、 おそらく動作するのではないかと思います。しかし、動作確認できる環境が手元にないの で正式対応からはずしてます。 ※OSのバージョンで蹴るようなことはしていないので、Windowsの今後のバージョンでも 仕様が大幅に変更されない限り、動く可能性はあります。 Windows XP Professional 日本語版Beta2での動作は確認しています。 ================================================================================ 3.ファイルの説明 ================================================================================ アーカイブ内には以下のファイルが含まれています。 -- readme.txt -- このファイルです。 -- abconfig.exe -- インストーラー兼設定変更プログラムです。アンインストール時にも使用します。 -- copylfn.exe -- ユーザーが直接起動する必要はありません。 LFN(Long File Name)をコピーする際に使用されるプログラムです。 右メニューにLFNをコピーする項目を追加したときに使用されます。 -- copysfn.exe -- ユーザーが直接起動する必要はありません。 SFN(Short File Name)をコピーする際に使用されるプログラムです。 右メニューにSFNをコピーする項目を追加したときに使用されます。 ================================================================================ 4.インストール ================================================================================ プログラム本体を格納する適当なディレクトリを用意し、アーカイブに含まれるファイル 一式をそのディレクトリに入れてください。 次にそのディレクトリ内にあるabconfig.exeを起動します。 右メニューに追加したい機能を選択して、チェックを入れてください。 チェックボックスの下にある「登録名」の内容が実際にメニューに表示される名称となり ます。変更したい場合は書き換えてください。 登録ボタンを押すと、選択した機能が登録されます。 登録できたら終了ボタンで終了してください。 それぞれの機能の概要は以下の通りです。 -- 選択したPathのLFNをクリップボードにコピー -- 選択中のパスのLFN(Long File Name)を文字列としてクリップボードにコピーします。 -- 選択したPathのSFNをクリップボードにコピー -- 選択中のパスの8.3形式のSFN(Short File Name)を文字列としてクリップボードにコピー します。 -- 選択したPathがカレントのプロンプトを開く -- 選択中のディレクトリをカレントとするプロンプト(Windows NT 4.0/2000ではコマンド プロンプト、Windows 9xではDOSプロンプト)を開きます。 -- 選択したPathがルートのエクスプローラを開く -- 選択中のパスをルートとするエクスプローラウィンドウを開きます。 ※セットアップが完了しても、abconfig.exeはアンインストールしたり設定を変更する際 に必要となるので、できるだけ削除せずに残しておくことをおすすめします。 ================================================================================ 5.アンインストール ================================================================================ インストールしたときに使用したabconfig.exeを起動します。 アンインストールしたい機能を選択し、「解除」ボタンを押すことでアンインストールが できます。 完全にアンインストールしたい場合にはすべての機能にチェックを入れればOKです。 この際、登録されていない機能にチェックが入っていても特に害はないです。 なお、アンインストールは必ず付属のabconfig.exeで行ってください、将来のバージョン 付属のものでは仕様が変更され、正常にアンインストールできない可能性があります。 ================================================================================ 6.プログラムの移動 ================================================================================ プログラムの場所を変更したい場合は、いったんアンインストールした後移動を行い、再 度インストールを行ってください。 ================================================================================ 7.メニューに表示される項目名の変更 ================================================================================ メニューに表示される名称を変更したい場合はabconfigを起動し、「登録名」に登録した い名称を記入し上書き登録してください。 いったんアンインストールする必要はありません(しても害はないですが) ================================================================================ 8.知っていると得するかもしれない情報 ================================================================================ メニューの標準の項目名の末尾に"(&L)"といったものがついているのに気づいた方も多い と思います。 実際に登録してみるとわかるのですが、"&L"の部分は"アンダーバー付のL"となり、メニ ュー表示時に"Lキー"を押すことで素早く選択ができるようになります。 「選択したPathがカレントのプロンプトを開く」、「選択したPathがルートのエクスプロ ーラを開く」はWindows95シェル開発チームによるPowerToysに付属のDOS Prompt Here、 Explore From Hereと機能的にはほぼ同等ですが、共存することは可能です(共存させる 意味はないと思いますが)。 ================================================================================ 9.注意事項 ================================================================================ 「あると便利カモなAB Tools」はフリーソフトです。 本ソフトウェア、付属のドキュメント、ソフトウェアの複製物、およびソフトウェア改造 物についての権原および著作権は作者である持田 誠一郎またはその供給者が有するもの です。 明白に与えられてない権利はすべて作者によって留保されます。 このソフトウェアの品質と性能に関わるリスクは、すべて使用者に帰属することとします。 このソフトウェアはありのままで提供されるもので、このソフトウェアの使用または 使用不能から生ずるいかなる損害(データの消滅、正確性の欠落、逸失利益、事業の中断、 事業情報の喪失またはその他の金銭的損害を含むがこれらに限定されません)に関して、 それが直接的であるか間接的であるか、必然的であるか偶発的であるかに関わらず作者は 一切の責任を負いません。 たとえ、その損害の可能性について作者が予測しえた、知らされていたとしても同様です。 作者は本ソフトウェアに発生した不具合を修正する義務を負いません。 また、作者の都合により予告なしに本ソフトウェアの開発および公開をを停止、中止する ことがあります。 再配布は個人的な範囲内(家族、友人など、誰に再配布したのかを正確に覚えていられる 範囲)では自由に行ってかまいません。 この場合は連絡は不要ですが、このソフトウェアに関する重要な情報、特に致命的な 不具合の情報があった場合は直ちに配布先に伝えるようにしてください。 不特定多数への再配布に関しては必ず事前に連絡し、許可を求めてください。 その都度判断します。 個人的であるか、不特定多数であるかにかかわらず、再配布の際はアーカイブに含まれる ファイルをすべて、内容を変更せずに配布してください(これは伝達事項、ファイル等の 欠落を防止するためです)。 必要に応じてアーカイブ形式を変更するのはかまいません。 バイナリの改造は必要であれば行ってかまいませんが、著作権情報を取り除くことは できません。 また、改造したバイナリを許可なく再配布することはできません(不具合が改造による ものであるか区別が付きにくいため)。あくまで改造した本人の個人的な使用にとどめて ください。 いろいろ書きましたが、不具合その他にはなるべく対処したいとは思ってはいます。 しかし、時間的な制約もあるため、あまりたいしたことはできていないのが現状です。 ================================================================================ 10.開発環境 ================================================================================ Borland C++Builder 5 Professional(Update Pack 1適用済み) Microsoft Visual C++ 6.0 Enterprise Edition(SP5適用済み) + Microsoft Platform SDK ※abconfig.exeのビルドはBorland C++Builder 5で、copylfn.exe、copysfn.exeのビルド はMicrosoft Visual C++ 6.0 + Microsoft Platform SDKで行いました。 NEC PC-9821Xa13/K16 MMX Pentium 233MHz Memory 128MB Windows NT4.0 Workstation(SP5) AT互換機 Asus P2B-S Pentium III 600MHz(Katmai) Memory 512MB Windows 2000 Professional(SP1) & Windows 98 Second Edition ================================================================================ 11.履歴 ================================================================================ 2001/05/24 Ver.1.0.0A readme.txtの改行を変更、プログラムには変更なし 2001/05/21 Ver.1.0.0 最初のバージョン ================================================================================ 12.最新版について ================================================================================ 「あると便利カモなAB Tools」の最新版は2001年05月の時点で以下のURLの作者のページ で公開しています。 http://www.tk.airnet.ne.jp/seiitiro/ ================================================================================ 13.連絡先 ================================================================================ 持田 誠一郎 seiitiro@tk.airnet.ne.jp http://www.tk.airnet.ne.jp/seiitiro/ 感想などを送ってあげると作者が喜びます(^^)。 不具合、要望等は内容が重複することもあるので、なるべく作者のページの掲示板に 書き込むことを推奨します。 http://www.tk.airnet.ne.jp/seiitiro/pcsquare/cgi-bin/resbbs/resbbs.cgi 掲示板への書き込みが嫌な場合、掲示板へのアクセスが不可能な場合はメールでも かまいません。 HTML形式のメール、PostPet形式のメールはできるだけ避けてくださるようお願いします。